朝8時半。小川のせせらぎが心地よい路地を歩いて行くと、そこには知る人ぞ知る最中の名店があります。
古民家の庭を奥へと進んで行くと、こじんまりとした佇まいの謎の古屋が。この中で最中を食べてもいいのかしら?
更に奥へと進むと、あった〜!何やら販売所らしき玄関が。昭和8年創業の超老舗和菓子店「柳家本舗」
メニューが「美貴最中」と「羊羹」のみという潔さ!十勝産の小豆で手作りした餡子に期待がふくらみます。
ずっしりとした手のひら大最中。口に含んだ瞬間、小豆の風味が広がり、穏やかな甘みと香ばしい皮のハーモニーは今まで味わった事のない感覚。ああ、幸せ!
正に最中の女王と呼ばれるのにふわさしい逸品でした。こんなに素敵な和菓子屋さんの選択肢がある水俣の人が羨ましか〜!
お次は「水俣駅」へ。工業デザイナー、水戸岡鋭治氏のデザインによって2015年に全面改修された構内がオシャレ!
待合室には名物の巨大鰯(いわし)かごをはじめ、水俣関連の書籍や資料を展示したミニギャラリーもあります。ポチャオが住めるくらい大きいのですが、実際の漁で使う竹籠は縦4メートル×横3メートル×高さ3メートルもあるそうです。
駅の向かいにはポチャオ似のイラストが可愛いパン屋さんが。これは入らずにはいられません!
「風季のとうパン工房」は地元で愛されるパン屋さんで、昼前にパンが売り切れることもあるそう。木造りのイートインコーナーもあり、どことなくジブリな雰囲気。
翌日の朝食に頂いたパンは、小さい頃近所のおばちゃんが焼いてくれた様な懐かしい味わいでした。
さて、ここからが本題!「エコパーク水俣」のバラ園で開催されていた「全国地紅茶サミット」に参加。
ティーカップ¥500を購入すれば、全国各地から集まった30園以上のお茶農家さん自慢の紅茶を飲み比べ出来る粋なイベントです。
紅茶の茶園が全国で3番目に多いという鹿児島からは「笹野製茶」さん。ペケペケデザインの新パッケージが大好評で「オシャレ」と「美味しい」の嵐でした。
今後も全国で美味しい紅茶のPRをしていくご予定の笹野製茶さん、これからの展開をお楽しみに!
バラ園は年中無休で入場無料!まだ3部咲き位でしたが珍しい品種のバラを愛でながら紅茶を頂く贅沢な時間でした。途中、くまモンも現れてキレッキレのダンスを披露。一瞬、おじさんから子供に戻ったポチャオでした。
気になった茶園さんの紅茶を幾つか購入し、翌日のティータイムに。日本の紅茶は美味しい!緑茶に負けないくらい自信と誇りを持って良い農産物になりつつあると感じています。80年以上の歴史を持つという水俣茶もバラ園横の物産館で販売していたので要チェック!
お腹が空いてきた所で辺りを見渡すと、讃岐うどん…?かなり年季が入った建物だけど大丈夫かな。
中に入ってみると、かわいいお姉さんが対応してくれてホッ。「大和うどん」ここもまた地元民に愛される名店の雰囲気。
肉うどん¥550を頼むポチャオ。しっかりしたコシの手打ち麺に昆布出汁!ふらっと入った割に良いお店でした。
古民家カフェ「諸国屋本舗」にも立ち寄りたかったのですが、今回は時間オーバー。また絶対、水俣ばいくけんね!まっとらして〜]]>
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