レトロフトで聞いたインド(ゴア)の旅の話が面白くて、旅に出たい気持ちが高まってしまいました。
舞台はポルトガル植民地時代の痕跡を多く残す、ボンベイの旧植民地街区とオールドゴア。
レトロフト代表の永井さんの旅の記録と、小説『インド夜想曲』の幻想的な世界をたっぷり堪能しました。
※8/10にも開催されるので気になる方は是非!
お話の中で、永井さんも小説の作者も幾つもの教会を巡ったそうですが、私はキリスト教徒でもないのにどこに行っても教会には必ず足を運んでしまいます。
これまで25カ国、旅してきた中で一番美しかったと思っているのが中米コスタリカはサルセロ州のサンラファエル教会です。
記憶を刺激されたのでメモ。
首都サン・ホセから北西に約40キロ。ちなみにサンホセは「キリストの父(聖人)ヨゼフ」の事だそう。
バスに揺られながら、ジャングルを横目に山を登ると霧の間からアルプスの様な高原が広がります。
ここが中米である事を忘れそうになります。
田舎町の小さな教会ですが、庭がとても独創的。
元々、公園の水道管理をしていたブランコさんという方がイトスギを恐竜や動物の形に切り込んでアーチを作った事で一躍有名になりました。
アーチを抜け、小さなお城の様な教会に入るとパステルカラーとゴールドの愛らしい内装に目を奪われます。
小雨の音とステンドグラスの優しい光に包まれながらこのまま何時間でも、ここに座っていたいと思う程、心地の良い場所でした。
中米の教会は、全体的に明るい印象でキリスト像も歌い出しそうです。
(下の写真はコスタリカ中央部アレナル火山の麓の教会)
ヨーロッパの堂々とした大聖堂に圧倒されるのも好きですが世界中の人が、それぞれの文化に根ざして解釈したキリスト教のカタチを見るのもまた旅の醍醐味だと言えるでしょう。
いつかまたコスタリカに行けたなら、必ずサルセロを訪れたいです。
]]>