大人だってバレエがしたい!30代男性プリマハム目指して!

白鳥バレエさんが主催する「男性限定 本気のボディコンディショニング」へ行ってきました! バレエストレッチで身体をほぐしコントロールしようという男性のためのレッスンです。 少し前から知り合いに誘われてはいたのですが、「バレエ〜!?このお腹で〜」と話半分にきいていたものの、 参加者はどうやら小太り中年紳士やらカチカチ山のおじさんが主ということで意を決して参加。 mane エドゥアール・マネ – スペインバレエ (1862) いざバレエ教室のドアを開け未知の世界へ。 テレビでしか見たことのない3面が鏡に囲まれたスタジオとややピリっとした空気に緊張が高まります。 ひとまず男性更衣室に案内されて持参したウェア(短パン・Tシャツ)に変身! タオルと水を抱えて隅っこに立つ不審なポチャ男。 レッスンを終えた小さなバレリーナ達が怪訝な目を向けながらも元気よく挨拶してくれます。 こんなお腹ですみません。謝罪の気持ちでいっぱいです。 レッスンではまず手足や指など温めながらほぐしていきます。 足の指ってどこに神経があるのでしょう。 いくら脳に命令しても足の小指が動きません。反抗期かしら。 その後はバレエのポジション、よく1番とか5番とかいうアレ、足の位置なんかを交えながらストレッチ。 指先から手足、腰、肩、首など伸びていきます。 プルプルと攣りそうなものもあれば、膝裏が伸びて気持ちいい〜なんて思ったり。 この時点でいかに自分の身体が凝り固まっていたのかを思い知らされます。 からだマヂかわいそぅホグサナキャ 段々とバレエっぽい手の動きなんかも加わります。 ここで手の動きが柔らかくて綺麗な事を褒められます。爆笑しながらでしたが。 その後も定期的に笑いをとりながらストレッチは進みます。 正直最初はこっ恥ずかしい気持もあったのですが、すぐに恥ずかしいと感じる余裕はなくなりました。 身体が、、身体が言うこと聞かない! 動け、動け、動け、動け、動いてよ。今動かなきゃなんにもならないんだ。 ひとしきりグニャグニャ、バキバキになったところでバーレッスンが始まります。 生まれて始めて「バー」なるものに触れます。Barじゃありませんバーです。 正面の鏡にはバーにつかまり震える小太りなおじさん達が映っています。 余談ですが、この鏡の空間というのも実は非常につらかった。 正面はもちろん右を見ても左を見ても真実の姿を突き付けてきます。 自宅を鏡貼りに改装するだけでもダイエット効果があるのではないでしょうか。 そしてバーレッスン。 と、その前に先生が「シューズを持ってる方は履いて、持ってない方は靴下を濡らしましょう」と。 よく意味が分からないので一旦無視して愛想笑いでごまかします。 そして差し出される濡れ雑巾、頭の中で美しい白鳥達が「乗ーれ!乗ーれ!乗ーれ!乗ーれ!」とコールします。 そっと踏みしめると靴下がジワ〜と湿ります。 てっきり持たざる者(シューズを)への弾圧かと思いましたが、どうやら滑らないようにする工夫なようです。 なるほど大地をつかめます。 いよいよ先生の振りを見ながらワンツースリーフォーと踊ります。 気分はもうバレリーナ、真実は鏡の中にしかありません。 肉体的疲労に加え、振りを覚えるという頭脳労働に「できることだけやればいいよ」というアマヤカシノカミが舞い降ります。このあたりはあまり記憶がありません。 prima02 ともかく雰囲気は褒められます。表現力があると。 なんでしょう。上辺だけを取り繕って生きてきた人生を恥じます。 しかしカラダの表現を褒められるというのは嬉しいものです。 来世では3歳頃から「クマカワ」と両親に訴える事にします。 約1時間半のバレエストレッチが終了。 身体はあちこち痛いやらフワフワしてるやらですが、、、 楽しい! 楽しいじゃないですかバレエ!なんで国技じゃないんでしょう!? 日本では、特に男性は、ましてや大人になってからバレエなんて言うと気が狂ったのかというような目で見られがちですが、身体を動かして形をつくるっていうのが斬新で面白かった。 クライアントの要望も、無茶な納期も、謎の値引き見積もりもない自己表現の世界。 出来ると嬉しい、出来ないと悔しい。そんな当たり前の事を実感。 なにより身体がほぐれると、心までほぐれちゃうから不思議ですね。 帰り道は頑張った自分へご褒美のルマンドアイス。 また行きたいなバレエ。 いつかジャンプとかしてみたいな。30cmくらいでいいから。 中年紳士の皆様。 是非、お近くのバレエ教室を探してみましょう。 もし男性可のレッスンなどありましたら一度体験を。 冷ややかなバレリーナ達の目と鏡の魔力できっと新しい自分にに出会えますよ。  ]]>

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です