そして2人は幸せに暮らしましたとさ。

相手は正しく10年もの間、仕事・プライベート共に支え合ってきたポチャオさんです。

周囲から「結婚はまだか〜」と散々言われてきたのをスルーしてきたのになぜ、このタイミングでそうなったか? それはにはあるキッカケがありました。

それは、突然訪れた祖父の死でした。96歳という年齢にも関わらず、毎日の様に畑仕事で汗を流していた祖父が肺炎で入院してから間も無く、病室で静かに息を引き取りました。

介護に追われながらも元気で居てくれている事を喜んでいた両親にはとてもショックが大きく、震える父と母の小さくなった肩を支えながら一緒に泣きました。

その時、私が考えた事は「もしここに、ぽちゃおさんが居てくれたら」という事でした。

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もし彼が私の家族の中に居てくれたら、私だけじゃなく父や母も幸せになれる、何十後もきっと笑顔が絶えない、ほのぼのとした時間を一緒に過ごす事ができるはず!

そう確信した私は、10年間で初めてポチャオさんを両親に会わせる決意をしました。 そこからは、ポチャオさんの母上の後押しもあり矢の様なスピードで事態は進んで行きました。 披露宴はせず、指輪は無く、それはとても私達らしい良い選択の様な気がしています。 家族だけの小さな祝宴の後、婚姻届を提出しました。 兼ねてから親交の深いtawaraya夫妻の着せてくれた着物は私の祖父が数十年前に建てた和室にとても良く似合い、最高の家族写真が撮れました。

dsc_0878お姫様と王子様が登場する物語のラストはいつも「そして2人は幸せに暮らしましたとさ」という言葉で締め括られます。 私達にとってのラストは、まだここではないけれど新しい一歩を踏み出した事は確かです。

結婚ってなんだろうね~という疑問に対しての答えは出ませんでしたが家族が増えるのは案外とても楽しく、頼もしく、人生を充実させる要素の1つではないかと思います。 それは自分と世界の間にある窓を一つ開けて風通しが良くなった様な感覚にも似て。。。 最後に、日頃からお世話になっている皆様からの沢山の愛に溢れたお祝いに感謝致します! 家族になったペケペケを今後ともどうぞ、よろしくお願いします。  ]]>

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